普通のことが普通である幸せ
大震災から一週間が経ちました。
市街地は都市ガス以外のインフラもだいぶ復旧してきましたが、
多くの被災地ではまだまだ復旧のめどがたたない場所もあります。
今回の震災で一つ思ったことは、
普段当たり前のことが当たり前に出来ること、日常でいられる幸せです。
停電から電気が復旧したとき、いつもは当たり前に使っていた電気が
こんなにもありがたいものなんだって実感しました。
連絡が取れないでいた家族の安否がわかったとき、改めて家族の大切さを実感しました。
本当に、今まではそこにあるのが当たり前、特に気にすることもなかったのですが、
それがいかに幸せなことであったのかと思います。
自分は市街地に住んでいるため、被害は少なかったのですが、
沿岸地域の方は今までの普通であったことが、いまは普通に出来ていない状況。
家族、友人、生活…
壊れたものはまた造ることが出来ますが、一度失ったものを取り戻すことは出来ない
また、ガソリンや交通の問題から救援物資の到達もままならない地域もあります。
しかもまだまだ寒い季節…
せめて少しでも早く、多くの地域に救援の手が届けばいい
心からそう願います。